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SNSが子供に与える影響 [雑記]


SNSが青少年に与える影響は大きいし、デジタル革命自体が今まで経験しなかった経済や社会・政治を生んでいる。新しい技術の導入によって変革が起きた時代はイギリスの産業革命があるが、人々に与えた影響は生活そのものを変え、経済や社会・労働・世界制覇の野望など人間のあり方まで変えてしまった。今回のデジタル革命も同様にチャップリンが批判したように不都合な事柄が次々と起き、人の心を蝕んでしまう。長い年月が過ぎれば人は経験に学び、新しいルール作りを行うであろうが、それまでの年月は混乱のままだ。

いま、感じているのはSNSが沈黙の対応であって、人の心の混じり合いがないことだろう。若い世代だけでなく画面に向かってキーボードを叩くとき、コミニケーションのように他人のチョッカイが全く入ってこない。孤独であり自己的であり利己的である。自分が好む情報だけを収集し自己の望む世界を作ってしまう。自分の周りに高い城壁を築き、周りの世界を見ることを不可能にしてしまう。自己責任ではあるが、時代の責任であるし、社会の責任でもある。

この社会的責任のあり方を討議しようという試みには賛辞を与えたい。また、討議の内容も知りたいものだ。次ぎの地球がどうなるのか知りたいものだ。

聞く力 [読書感]


聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)



週間文春の対談を長年経験したなかでインタビュアとして他人の話を引き出す術を披露したものだ。こう語るとなかなか硬い話になるかと思われるが、口語調で綴られているため、読みやすく親しみが持てる。初対面の人と話すのは話題を持ち出すのに苦労するが、その辺の術が語られている。


話し相手に興味を持つことや話題に興味を持つことなどは会話の基本だが、初対面ではなかなか興味がもてない。これはこちら側の立場で考えるためで相手には関係ない。今度は必要以上に相手の職業や行動の話題を探そうとすると、いつもの話題で面白くないのではないかと考え込んで躊躇してしまう。彼女がいうには気楽に聞いて素直に驚く、また、驚きを表現し、そのことについて聞いてみるそうだ。

なるほど、気楽に話してみると話題は続くものだ。あまり相手に気遣って考えすぎると、話題がなくなって気まずくなってしまう。知らないことがあったら聞いてみる、そうして驚いたり輝いたり悲しんだり、人間の喜怒哀楽を表現しながら会話をしてゆくのだそうだ。

私自身も人と話すのが苦手だ。ややもすると仕事の話や要件だけになってしまう。そうなると人と人の潤滑油がうまく働かなくなってしまい、人間関係が築けない。新入社員アンケートでも働きやすい会社が就職条件にも入っている。周りとの関係をよくすることは知り合いを多くし友人を獲得しやすい。私は友人に、「貴様は話しかけにくい。だが、話してみるとなかなか面白い。話が難しくもあるが、気楽さがない。」と云われている。

お天気の話。さきほど起きたハプニング。新聞で気にかかったこと。なんでもいいんだ。ちょっとだけ話してみると話のきっかけが出来て、それから膨らんでゆく。人間関係なんてものはそんなものだ。コミニケーションが苦手な若者が閉じこもってしまうのが、気に懸かるのだ。

民主主義を破壊した野田首相 [政治]

2009年8月の衆議院選挙で大勝し政権交代を果たした民主党は鳩山・菅首相をへて今の野田首相になった。この間鳩山首相は沖縄米軍駐留基地問題で躓き菅首相は参議院選挙で消費税引き上げ発言で惨敗し、首相の座を去った。今の野田首相はTPP・財政問題・年金改革・税と社会保障の一体改革など、しぶとく問題を提示したが、解決に至った事柄は一つもない。問題提起は次々に起されるものの未解決のままで、いったい何が問題なのかもわからなくなる有様だ。

野田首相は2009年の衆議院選挙の際に街頭演説で「一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないことです。天下りを許さない。それを徹底していきたいと思います。消費税1%は二兆5000億円です。消費税5%分の皆さんの税金に天下り法人がぶら下がっている。シロアリがたかっているんです。
それなのにシロアリを退治しないで、今度は消費税を引き上げるんですか。消費税の税収が二十兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、そこなんです。シロアリを退治して、徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。それが民主党の考えであります」と述べているのはニコニコ動画に掲載された内容でも明らかである。

その当時国家公務員の天下り問題が提起され、国家公務員制度改革が行われていた。「日本中枢の崩壊」で前産業経済省幹部の古賀茂明氏が当時の様子を明らかにしている。衆議院選挙で勝利した民主党は事業仕分けで華々しくデビューし前原国土交通大臣のダム中止宣言など国民世論を引き付ける方向を示し、高支持率を獲得した。しかし、仙石行政刷新担当大臣は彼の出身母体の圧力に屈し公務員改革事務局幹部全員を更迭し、天下り問題をあやふやにするどころか、現役出向の実績までも認めてしまった。

2009年の衆議院選挙の際、自民党が消費税引き上げをマニフェストにのせたこともあって民主党は選挙攻略の材料としてつかった。ここでよく考えてみなければならないことは、野田首相はシロアリ退治を消費税増税よりも優先順位を上に持ってきていることである。当時事業仕分けや公務員制度改革などで無駄を省けば消費税増税をしなくてもやっていけるとしていた記憶が皆様にもあるだろう。鳩山首相の「県外もしくは国外」公務員公舎の建設中止から着工それまた中止、ダム建設中止宣言から経済的理由による復活、国家公務員制度改革の中止、政治主導からの官僚依存など、裏切りの数を数えればきりがない。

今回の消費税増税法案の民主党の意見取りまとめでも反対意見が多数であったのに前原政調会長は「政調会長に一任」を申し出、怒号の中会合を打ち切った。会合はそれを認めたのではなく、反対者の「採決をしろ」の声を打ち消して権力的に一任で終わらせてのである。こんなことは政治ではしばしばあることだが、TPP議論でも反対者多数を省みず、外交交渉の政府専権をたてに交渉参加の協議にはいることを決めた。国民の世論を無視した政治手法は政治不信を起し、国民の政治離れを加速する。しかし、国民は政治に関心がないわけではない。政治を信頼できないから浮動票を生んでいるのだ。

今回の消費税増税問題は民主党のマニフェストには4年間は消費税増税を行わないとしている。しかし、霞ヶ関なのか◎◎町なのか判らないが、「消費税増税は行わないが増税を検討しないとは云っていない」などの不可思議な弁解が堂々とまかり通っている。野田首相は天下り根絶をしないうちは消費税増税を行わないと国民にマニフェストで約束し、政権についた。国民はマニフェストの約束を信じて投票をした。しかし、いかに弁解しようと消費税増税は国民に対する裏切り行為だ。このようなことが3年間の民主党政権のもとで幾度も続けられ、国民は政治に対して信頼を置く事をやめてしまった。このことが浮動票に結びついている。

これは民主党に限ったことではなく、自民党も近年の政治動向は同じだ。政治を信頼しなくなると無政府や虚無の思想が拡がり、国民に衝動的行動をもたらす。情勢不安をもたらしてしまう。国民は決して政治に無関心なのではなく、不満を腹に溜め込み、無口になっているだけだ。民主党は民主主義の基本である多数決の論理も忘れ、権力を把握したばかりに、権力の行使を行っている。

渋沢栄一自伝 人生の決め方 [読書感]




明治維新のとき百姓の倅から悶々としながらも己の行く末を案じ日本の将来を案じながら日本の産業を興した人の自伝を現代語訳にしてある。いくつかの自伝をまとめて編纂してあるのでダイジェストであるが、渋沢栄一と云う人が自己の考え行動したものとは結果がずれてゆきながらも目標に到達する物語である。

人生というものはそんなものだろう。考えどおりに世間は動いてくれない。どんなに崇高な考えをもっていても他人が理解してくれ、もし賛同してくれたとしても思っていた通りにはならない。そこで全事実を肯定し次ぎの行動をどうしてゆくのか考えなければ将来を築くことはできない。若輩の時代は世間の信用がないから遅々として考えどおりにはならない。しかし、学問を積み経験を積上げてゆくと世間の信用がついてくる。本当の行動と実績はこれからだ。若いときにあせって結果を求めようとすると判断が狂ってしまい、人生自体を見誤り、全部をダメにしてしまう。世間は動かなくても信念をもって行動し少しずつ実績を積上げてゆくと世間が認めだす。これを裏返しにしてみると、そうした行動を積み重ねる人の数は少ないので信用がつく。

若いとき大事を為さずに小さな事実を積上げてゆく。これが大成をなす一歩に他ならない。バーチャルでもあるまいし、一っ飛びで夢を実現することは不可能だ。もし、そうした事実があったとしても、それはその人が天災であり特段に機会に恵まれた以外にない。若者全部に与えられた能力でもないし、それを認める世間でもない。それほどに世間には多種多様な人間が存在し、制度があるので多少のことでは動かない。しかし、長年信念と行動を続けていると少しづつベクトルがその方向に向きを変え動き出すようになる。困ったことだが正義の方向にも悪戯の方向にも動くのだ。

太陽磁極の変化 [食・農業・環境]



難しい話であるが、そうなると地球はどうなるのか。全文を読んでいただけると判るのであるが地球が寒冷化するそうだ。以前起きたこの現象ではイギリスのテムズ河が全面に凍ったという。気温が2度程度低下した記録がある。太陽にも磁極が存在し、N極とS極が北極と南極にあるのが普通だが、今般の現象は北極も南極もN極になっておりS極は赤道付近にあるという。こんなことはどうでもいいことなのだが、そうした場合地球は10年後に気温が2~3度下がることを歴史が証明しているという。

気温が2度下がることは人間が築いてきた文明から考えると暖房したり厚着をしたりしてどうにか過ごせると思われるが、そう簡単なことではない。最近温暖化といって騒いでいたが人間の生活には暑いねなどとの愚痴で済んだが、食糧となるとそうはゆかない。植物は寒波で枯れたりするが、そのほかにも低温で発芽が誘発されたり、温度低下で着色したり、一定の温度で花が咲いたりする感温現象がある。いま穂をあげている麦も穂が出てからの積算温度で塾期が決まる。みかんや柿は温度が下がることによって色がつく。柿は温度が下がらなければ渋がなくならないし、みかんは温度が早く下がりすぎると酸っぱくなってしまう。


昨今の温暖化でもそうした現象が起きていたが、その温度差は0.5度くらいだった。これが2度も変化すると問題は大きくなる。水稲の播種や田植えの時期が変化し、病害虫の発生も異なってくる。この変化に対応するためには相当の学習と注意が必要だ。日本には作物暦というのがあって春の彼岸が過ぎたら種をまきなどという旧暦に添った農作業暦があるが、それがまったく通用しないことになる。そうしたときに大飢饉が起きている。今回の太陽の変化は天体観測が発見したが、地球の文明はそれに対応できる食糧生産の文明を備えていない。世界的飢饉がおきるかもしれない。

注目フランス大統領選挙 [雑記]


フランスの大統領選挙の行方に注目したい。サルコジ氏とオランド氏との決戦となったが、これは民主主義や貧富の格差の選挙と言い換えても良いように思う。雇用対策に対する無策と大企業の市場原理主義新自由主義への不満が世の中を動かしている。同じベース同じ国民の間に起きた格差に対する不満、貧困を抜け出せない社会への不満が選挙に表れている。こうした状況は今年初めに行われたロシアの大統領選挙でも見られる。

グローバル企業が寡占を求めて競争する中、その覇権が民衆に与える影響が選挙に影響している。昨年起きた99パーセントの静かな反抗がここにきて威力を発揮するのか注目である。日本では連合の大幹部が大企業を支えているのでこんなことは起きるまい。

インターネットが与えた環境 [雑記]

就職活動が盛んな今日この頃であるが、若者は大企業志向といわれているがインターネットの弊害もあるという。若者は煩わしいことが嫌いでというより新しいコミニケーションに挑戦するのが苦手らしい。いまどき大企業はインターネットで人材を募集する。若者はインターネットの中で就職したい企業を探す。そこで見受けられるのは有名企業ばかりに眼が行ってしまうことだ。名の知れた企業、がどうしても眼についてしまう。そのほかの中小企業には興味が沸かない。潜在的に安定志向があるものだから、有名企業だと安心して受験できる。知らない企業には不安が残る。また、就職口を見つけるのに大学掲示板などを覗いていると、他人に見られている意識があって、また、話題にされるのを嫌って、つまりインターネットは誰にも知られずに自分の秘密事項にして申込ができる。面接を断られれも誰に知られること無くメールで本人に届く。

私が書籍を選ぶとき書店に向かうことが多い。それには交通費も入用になり時間も必要になり不合理に見える。しかし、インターネットでは並べてある書棚を眺めることはできない。本を取り出して立ち読みもできない。本には相性というものがある。文章の硬さや文字ズラの簡易度、興味のあるなし、内容の深度、気楽さなど本屋では選択することができる。就職活動でも自分が興味を引く会社か、自分に合っている会社か、仕事の内容に自分が意欲的にできるかなど選択しなければならない。実際に体で感じることが大切に思われる。世の中には様々な企業が存在する。有名企業は利益の少ない分野には進出しない。中小企業は大企業がやらない隙間の産業に進出し、その穴を埋めている。そんな分野に面白いことは沢山ある。

インターネットでは有名企業ばかりが眼について中小企業を選択の範囲から落としてしまう危険が伴う。インターネットでは検索ワードの範囲のものしか表示されない。本棚にはいっぱい本が並んでいるに関わらず。立ち読みが出来ないのだ。

若者の幸福観 [読書感]


絶望の国の幸福な若者たち

絶望の国の幸福な若者たち



新聞雑誌の書評を覗くと、この本の著者は新進気鋭の社会学者とされている。この本を読み進めると確かに今までになかった視点からの論評が眼につき、流し読みができない。我々が感じてきた社会の若者に対する感覚と異なった視線を感じる。「今の若い奴らは・・・」という若者を外から見つめた視線ではなく、若者自身から社会を見る視線が感じられる。本書の入り口はそうしたことで綴られ、既成の若者論を否定するところから始まっている。

経済停滞期に突入し市場原理主義や新自由主義が大手を振ってまかり通り、格差や就職氷河期を迎え若者にとっては将来が見えない不遇な時代に現在の生活に満足していると答える若い世代が増加していることを捉え、若者自身の立場から社会と自身のあり方を分析している。その中には外から若者をひと括りして煽てたり批判することの意味のなさを強調している。

若者はワールドカップで日本を応援したり、グルメ雑誌で掲載された店に列をなして並んだり、東日本大震災でボランティアをしたり、そうしたイベントに参加して自分自身が感じることを幸福としているという。自身の将来や目標は圏外に置き、いまそこで起きている事象に対して感じることを大切にしている。それがどうゆう帰結をもたらそうが関係なく。小泉の郵政選挙やその後起きた民主党のマニフェスト選挙でも、周りのみんなと一体になれることに喜びを感じている。感情の起伏が起きることこそ幸せを感じる瞬間だという。

現在は自分自身では変えられない社会が存在し、息のつまるような状況が続いている。就職しようにも選ばれなくてはならないし、選ばれようと努力してもそれが簡単には評価され結果がでない。毎日は単純でアルバイトや契約社員であっても昇進の機会は正社員のようには与えられない。社会では個人の結びつきは細く、例え朝におはようございますの挨拶を毎日交わしていても、それ以上ではなくトラブルに巻き込まれることを嫌い、細い糸は千切れる。そうしたなかで一瞬でも同胞といえる仲間と共にワールドカップの応援で一体感を感じる。悶々とした生活のなかできらびやかに輝く一瞬を幸せと感じる。それが今の若者の幸福観と位置づけている。

しかし、外側から見ると自己の存在と云うものが見えてこない。見えないからそうした幸福感で満足せざるを得ないのかわからない。社会との結びつきが閉ざされていると感じているからこそ今の若者の幸福観があるのではなかろうか。

北朝鮮外交 [政治]


北朝鮮の瀬戸際外交。まるでチンピラの言い分みたいだ。難題を作り上げそれを材料に脅かす。相手の弱点を見事についている。喧嘩腰の交渉になる。チンピラは空元気だが、相手は本物の強請りだ。これくらい日本政府も研究して外交を進めて欲しいものだ。ただし、穏やかに!

首都直下型地震 [雑記]

首都直下型地震が今までの想定であった震源より浅いところで起きる可能性が出てきたため震度6強を震度7に改める発表があった。ニュースも伝えるしワイドショウの番組でも繰返し伝えられている。本当に大変だなと思う。

しかし、首都に住んでいる住民は身近に感じてはいないようだ。もし起きたとすれば1200万の人口を有する首都であるので、また周辺地域を含めると東北大震災の悲劇どころではないだろう。インフラが寸断され通信手段も絶たれて人々はどう彷徨うのか、想像するだけでも身が震える。絶望の底を覗く人々がどれだけの数に及ぶだろうか。だが、首都を離れようとする人は見当たらない。

首都が震度7の直下型地震に襲われたとき政治も官僚も首都に存在し、機能するはずがない。また、日本の1割以上の人々にどれだけの援助の手を差し伸べられるだろうか。関東大震災から日本は復興した。あの時代と現在では一極集中の度合いが各段に差があることは皆承知のことであろう。経済も政治も権力のありとあらゆるものが首都に集中している。10年ほど前首都移転や分散の論議が起きたことがあるが、もう忘れられている。東北大震災のときも一部の会社は首都を離れ話題となったが、今はそうした報道もない。珍しくなくなったのか無くなったのか判らないのだが。報道はニュースになることは取上げるが、終息宣言はしないものだ。

いま、人々は首都を離れようとしない。余程首都の生活が楽しめるらしい。地震が起きて疎開してきても助けることはやめよう。
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